千葉 敏研究室

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はじめに

原子力は中性子が媒介して生起する核反応を制御して物質の質量をエネルギーに変換する技術ですが、その燃料となるウランやトリウムの起源は、重い星が進化の最後に起こす超新星爆発の際に起きる中性子核反応で、それは宇宙の化学的進化を理解する上で重要な要素です。また、中性子と原子核の反応を使ってガンを治療したり、診断のための創薬の研究も進んでいます。原子力は総合理工学ですが、中性子による核反応という観点からだけでも、理工医薬学等の多くの分野の関連を有機的に理解することができます。

我々は原子力を核反応基礎工学と捉え、工学的視点から、その基礎となる原子核反応に対する理解を深めて、原子力の安全性を高めるとともに原子核の持つ様々な性質の新しい応用の可能性を探り、さらに自然を理解することを目的とします。主として理論、計算科学的な活動を現象論、シミュレーション、微視的手法など、様々な方法を駆使して行いますが、井頭研究室や原子力機構と協力して行う原子核実験も視野に含みます。汎用粒子線輸送シミュレーションコードの応用と高度化も重要なテーマです。<続き>


お知らせ

What's New


■2017年3月 城島洋紀君が核友会賞を受賞しました。


■2017年3月 岩田順敬研究員が「第14回日本原子力学会 計算科学部会 奨励賞」を受賞しました。

■千葉先生のインタビュー記事がアトモスに掲載されました:
サイエンスよみもの(インタビュー編) 「核分裂の物理学 -わかったこと、まだわからないこと-」
アトモス Vol. 58, pp36-40(2016)。

■下:餌取君が計算したAMD(反対称化分子動力学)による12C(72MeV)+27Al反応のアニメーション


■2016/11/18 核データ研究会にてポスター発表で城島君が最優秀賞、寺島君が優秀賞を受賞しました。

研究紹介

■重イオン反応による新たな核分裂核データ取得方法を確立―核分裂現象の解明にも道― →東工大

■レーザーコンプトン散乱ガンマ線を用いて50年前に予言された光核反応理論を実証

■宇宙核時計「ニオブ92」の起源は超新星爆発ニュートリノであることが解明 →東工大→国立天文台

国際会議

■CNR*15 International Workshop on Compound Nuclear Reactions, Oct. 19 - 23, 2015 at Tokyo Tech

イベント情報

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