放射性Csの糸状菌及び子実体への濃集に関する研究

大貫研究室

福島県の森林で採取したキノコの放射性Csの移行係数(TF) は、チェルノブイリ事故及び核実験により降下した放射性Csについて得られた値とほぼ同じであった。さらに、寒天培地にバーミキュライトなどの鉱物を添加した場合でも少量の放射性Csがキノコの菌糸中に濃集した。


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放射線による皮膚への影響を解明-皮膚の防護剤や疾患の治療薬、化粧品の開発などに道-

松本研究室

iPS細胞から皮膚ケラチノサイトを作製し、皮膚における放射線の生体影響を明らかにした。iPS細胞から作製した皮膚ケラチノサイトにおける基礎的な放射線応答を解析した最初の例であり、がんや老化のメカニズム解明だけでなく、放射線治療における皮膚防護剤や皮膚疾患の治療薬、化粧品の開発などにも役立つことから、様々な分野への波及効果が期待される。


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液体金属の層流及び乱流熱伝達率が数百%分散する原因を解明した

望月弘保

液体金属の層流域の熱伝達率を無次元数のヌッセルト数(Nu)で表した場合、過去の計測値が理論上あり得ない値となっている(左図)。乱流域においても、計測値が100%以上偏移している例がある。この原因が、計測方法及びデータ処理時の仮定によって生じていることを、過去の実験方法の調査とCFD解析で解明した。また、正しい計測結果(右図)は、どのような計測で得られているかも明確にした。


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共同利用 コバルト照射施設

コバルト60照射施設は、放射線(γ線)による物質の化学変化及び物理変化を研究するための汎用γ線照射施設として、昭和41年に設置されました。以来、全学的に効率良く、学生実験や様々な目的の学術研究に利用されてきました。

2018年度からコバルト60照射施設を学外研究者および企業の研究開発者等にご利用いただけることになりました。


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核分裂生成物の二つの転移機構を同時に説明可能な理論構築

先導原子力研究所の千葉敏教授らは核分裂生成物の質量数分布と運動エネルギーの両方における「系統性」と「特異性」を同時に説明することに世界で初めて成功した。

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超新星爆発ニュートリノで宇宙核時計テクネチウム98が生成されることを予言

量子科学技術研究開発機構(理事長 平野俊夫)の早川岳人上席研究員、国立天文台の梶野敏貴准教授、東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構の野本憲一上級科学研究員、東京工業大学の千葉敏教授、九州大学の橋本正章教授、理化学研究所の小野勝臣研究員他の共同研究グループは、超新星爆発で放出されるニュートリノによって、自然には存在しないテクネチウム98(98Tc)が生成されることを理論計算によって予測した。

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研究所紹介ビデオ(所長挨拶、研究トピックス)

Los Angelesで開催されたアメリカ物理学会で、本研究所の紹介ビデオが上映されました。

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核分裂する原子核形状を正確に把握する理論模型の構築

千葉研究室

原子力システムではウラン核分裂で発生する熱エネルギーを利用していますが、この熱エネルギーの起源となる核分裂片の運動エネルギーの正確な理論的予測は不可能でした。しかし私たちの開発した4次元ランジュバン模型はこの運動エネルギーを非常に良く説明できます。

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過酷環境下において機能し続ける機能分担型多重界面構造の開発

近藤正聡

高速炉や核融合炉では、伝熱特性に優れた液体金属を冷媒として活用します。しかし、液体金属の強い腐食性により容器や配管が腐食してしまう事が課題でした。材料共存性の改善を目的として、耐食性や自己修復機能、構造強度といった重要な役割(機能)を各層が分担しながら同時に発現する機能分担型多重界面構造という仕組みについて研究しています。

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重い原子核が核分裂する際に発生する核分裂片の質量数分布における多重チャンス分裂の効果

千葉研究室

ウランのような重い原子核が分裂すると二つの原子核が発生する。その質量数分布は通常一山ではなく二山になりますが、励起エネルギーが高い場合、中性子が放出されな分裂のほかに1つ、2つ、...放出されてから分裂する成分も混合するため、その寄与を正しく見積もる必要がある。

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反対称化分子動力学法で計算した236Uの核分裂のシミュレーション

千葉研究室

原子力はウランのような重い原子核が分裂によって種類を変える際に発生するエネルギーを発電に利用する技術であるが、同時に放射性物質が生成される。その中でも特に半減期の長い放射性物質の半減期を高速炉を用いて劇的に短くするシステムを提案しました。

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原子力を用いた炭素循環型エネルギープロセスの開発

加藤之貴

人類において炭素は重要なエネルギー媒体である。わが国は炭素源である化石エネルギーをほぼ全量輸入に依存している。そこで、著者は産業の炭素依存の低減のために原子力エネルギーを利用した“能動的な炭素循環エネルギーシステム(ACRES)”を提案した。

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自然エネルギー利用促進のための超伝導磁気エネルギー貯蔵の研究

筒井広明

自然エネルギーの利用を促進するためには、電力変動を吸収、平準化することが必要不可欠です。そこで、私たちは応力最小条件を満足し、製作性と力学的安定性に優れる測地線軌道をもつ超伝導磁気ネルギー貯蔵装置を提案しました。

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化学蓄熱材料評価用熱天秤システム

加藤研究室

化学蓄熱技術は次世代の蓄エネルギー技術として期待されております。開発材料の反応性評価のために熱天秤重量測定システムが利用されております。



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