奨学金について
大学院進学を決心した時から学費や生活費などの出費がかさむ心配や、また二度とない若い時代を充実して過すために、奨学金の種類や採択率について知りたくなるでしょう。特に博士課程では、研究生活における経済的な因子は遥かに重要になると考えられます。以下に参考資料として奨学金に関する幾つかの情報をまとめてあります。 なお、留学生につては国際部国際事業課に問い合わせください。
- 日本学生支援機構(窓口:学務部 学生支援科課 経済支援グループ)
選考は学生支援機構が行ない、その基準は学術研究者養成の趣旨にそった意志と能力を有する学生であって、家計状況が困難であり修学上奨学金を必要とすることが要件です。また修士課程では学部における専門科目を中心とした成績、博士課程では修士課程における成績及び研究能力に十分な資質を有すると認められることも必要です。出願時期、採用決定時期などの詳細については、学生支援課にご確認ください。奨学生の対象 貸与月額 貸与期間 修士課程 88,000円 2年 博士課程 122,000円 3年
- 日本学術振興会(窓口:研究情報部 研究業務課 研究助成グループ)
博士課程在学者(DC)および修了者(PD)を対象に、少数ではあるが日本学術振興会の「特別研究員」制度があります。特に優れた研究能力を有し、将来大学その他の研究機関で研究に専念することを希望することが条件で、DCは月額200,000円(2〜3年間)、PDは月額364,000円(3年間)の研究奨励金が支給されます。指導教員の推薦により前年6月下旬頃に申請します。
- 育英奨学団体、民間企業(窓口:学務部 学生支援課 経済支援グループ)
育英奨学基金(地方公共団体、財団法人)や民間企業の奨学金は趣旨、選考方法、採用人数等が異なり、返還不要(給費)のもの、貸与のもの、就職を条件とするものまで、種々特色があります。現状では修士、博士と進むにつれ、人数は学部学生に対するほど多くないので、入学後早めに注意深く厚生課に相談してみて下さい。
- TA(Teaching Assistant)制度
東京工業大学では、演習授業や学生実験の補助を行う修士あるいは博士課程学生を対象に、額は少ないが(約20,000円/月)給与を支払う制度であります。原子核工学専攻では、毎年数名を採用する予定です。
- RA(Research Assistant)制度
博士課程の学生を対象に、原子炉工学研究所の研究補助の目的で、原子核工学専攻で毎年数名が採用されます。優れた研究実績が採用の基準で、月額約40,000円が支給されます。
- TRA (Teaching-Research Assistant )制度
博士後期課程の学生を対象に授業料相当額を支援する制度です。TA、RAとして研究・教育支援業務を行ったことへの労働の対価として授業料相当額を支払うものです。この制度の目的は、優れた資質や能力を有する学生が経済的負担を心配することなく学業・研究に専念できるよう支援するのが狙いです。ただし、勤務状況又は学業成績等によっては、その後の支援を打ち切ることもあります。
- その他
原子核工学専攻の場合、エネルギー関連企業やその他民間企業がチャンスを与えてくれる可能性が大きく、比較的恵まれた環境にあります。貸与または就職を条件とする奨学金についての情報は、専攻長または就職担当教員に相談することも良い機会になるでしょう。また、留学生を対象とした奨学金(すべて給付)も多いので、国際部国際事業課に問い合わせて下さい。